施主様との出会い = 2021年4月作庭 =
施主様(以後T様)との出会いは、弊社HPへのお問い合わせに始まります。
T邸への初訪問 なんて素敵なご自宅でしょう!
施主様のこだわりに溢れたご自宅はまるでTVで紹介されるようなお宅。
と思いながらご自宅に上がらせていただくと、吹き抜けのリビングに直植えされた高木が訪問者を迎える感動的な空間・・
お打合せをはじめ、お話を進めていくと・・・
やはりこちらのお宅は『 渡辺篤史の建物探訪 』というTV番組に紹介されたお宅でした!
お打合せの度にリビングに通していただき、その度ごと感じる心地よさと感動は訪れるたびに増してゆく
本当に素敵な空間です。
そんな素敵な空間とつながる外空間をお任せいただけることとなり、とても嬉しく思いました。
しかし、同時にそんなこだわりを持つ施主様にご満足いただける庭を!と緊張感のある現場となりました。
施主様のご要望
・庭を作り10年が経ち、管理が行き届かなくなってしまった。日頃の手入れがしやすいように少し作り変えたい
・ウッドデッキを作りたい
10年前は小さなお子様が走り回れる広々とした芝が広がるお庭。
今は成長したお子様が家を離れ、夫婦で過ごす時間が増えていく。
家族の過ごし方が変わっていく中で、庭のあり方も変わっていく。
そんな施主様の生活をイメージしながらご提案させていただきました。
弊社のご提案
・既存樹の伐採・伐根・移植の選別
既存の低木は生育旺盛で横に広がりやすいので伐根(一部移植)して間を作りました。
既存樹の高木幹は年月が生み出す自然の美しいラインです。その自然の美しさをより美しく見せるよう、選別し手入れをしております。
また、既存樹と馴染むようにアオダモなどの雑木類をプラスしながらもマイナスの美を表現しております。
施工前:低木にはサツキやユキヤナギ等が植栽されていました
施工後:既存樹の幹ラインにより空間美が生まれました
・ご要望のデッキ高さのご提案
広さや形は施主様のご要望で施工。
デッキの高さを迷われていらしたので、リビングタイル(写真右の白い犬走り)の高さに合わせるご提案をさせていただきました。
施工前
施工後
・地被にバーク仕上げ
庭には芝が広がっておりましたが芝刈りも負担になってきますので、地被はバークで仕上げました。
施工前
施工後
最後に
T様は、施工中にもゆっくりと庭を散策してくださり、仕上がりを楽しみにしてくださっていました。
お庭を改修するにあたり、T様は好きな草花の購入を控えていた様子でした。これからの季節沢山の草花が店頭に並んで、どこに植えようかと考えながら園芸店巡りされるT様の様子を想像すると私たちもなんだか嬉しくなってしまいます。
先日T様からいただいたメールに
「なかなか出かけられないGWですが、お陰様で家に居ながらにしてリゾート気分を味合わせていただいてます。最近はウッドデッキにガーデンソファーを置くかどうか?夫婦で思案中・・こんな悩みならいくらあっても楽しくていいですね。」と。
素敵なメールをいただきました^^
T様に巡り合い
作庭の機会をいただき
こんな素敵な言葉をもらえて
私たちはなんて幸せな仕事をさせていただいているのだろう・・・
天地の恵みと
多くの人々の働きに感謝して
皆様の笑顔のためにこれからも心を込めて作庭いたします。
この度は、弊社へのご依頼誠にありがとうございました。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。