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志 -こころざし-

創業物語

専門学校時代、ガーデニングコンテストやイベントなど、生徒が集まり自分たちの庭を表現するという機会を与えてもらいました。

わずか数メートル四方ですが、その中にはいろんな想いやこだわりが込められています。
時に仲間とぶつかることもありましたが、つくりきった時の喜びは、感無量で忘れられない思い出となりました。

今思えばそれが庭づくりの第一歩で、「自分の庭をつくりたい・自分の庭で人に喜んでもらいたい」という想いが、独立という形になったのだと思います。

学校卒業後、独立を目指し修行という道を選びました。
そのときお世話になった親方や先輩方には技能はもちろんのこと、心身ともに多くのことを教えていただき、それが今の糧となっています。

創業時は、地元でない土地でのスタートに不安はありましたが、お客様の大きな支えと諸先輩方のご支援、家族・友人・ご近所の皆様の応援をいただき、今年で独立16年目(2007年創業)を迎え、充実した日々を過ごすことができていますことを深く感謝いたしております。

そんな皆様のご恩に少しでも応えるために、3つのことをお約束します。

  1. 打合せから施工まで全て私がご対応します
  2. 庭への考え・想いを施主様と共有できるよう心がけます
  3. そこにしかない、ただ一つの庭を作庭することに情熱を注ぎます

普段心がけていることは?

私たちがいつも心がけていることは、“庭にどれだけ愛着をもってもらえるか”ということです。
この想いが、その庭の今後の維持管理につながっていくものと思っています。

つくり手の愛着はこだわりで生まれ、我が子のようにその成長を見ていたいものです。
お客様に愛着をもっていただける庭は、お客様の要望や思いこれをいかに表現できたかになると思います。

庭木剪定においても作庭と同じだと考えています。
一本一本の木々が理に適った姿となり、それぞれが調和したとき、美しく変化した空気感が生まれます。そのままを維持することも大切だと思いますが、「より美しく」を心がけ、手入れさせていただいております。

私たちの仕事は、対植木、対石、対自然の前に対人であります。
他の仕事と同じように、人と人の間に存在しています。

少しずつお客様の信頼をいただけるよう、努力惜しまず日々精進して参ります。

今後目指していきたい目標は?

自然の美しさを感じられる空間(庭)づくり

人は自然の中に生かされています。
しかし、人間中心の現代生活の中で、人は自然への感謝の念を失いかけています。

本物の空気感をもった庭は、人が自然の中に生かされているということを気付かせてくれます。
庭で扱う石や木などの生命体は、時と共に生長しています。
その生長を愉しみ・癒され・感動し、そんな生命の美しさを感じてもらえる庭づくりを目指しています。