苔テラリウム

こんにちわ。

先日、お世話になった商工会の指導員さんが2名移動になってしまいました。
いつも応援をしてくださる指導員さんは定期的に移動があるので、毎回寂しくなります。

そんな時、商工会の別の方々から相談がありました。
移動になるお二人に贈り物を制作してもらえないか・・・ と

勿論、私も大変お世話になった方々でしたので、喜んでお受けしました。

以前、商工会へプレゼントした苔テラリウムが良かったのかな?
その苔テラリウムを贈り物用に制作してもらえないか?ということでした。

苔テラリウムってご存知ですか?

 

ガラスなどの容器に苔を使って景色を作る。

これが 苔テラリウム です。

苔は根が張らず、空気中の水分だけで生育することができる。
植物の中でも、最も生命力のある植物と言えます。

これまで、いくつか制作してきましたが、やはり管理の事を考えると蓋付の容器がお勧めすです。蓋がないと湿度が保たれず、霧吹きでの水やりが必要になります。

左の写真は制作して1年半は経過しているもので、ほぼノーメンテナンス!(霧吹きを年に数回はしたかな?と記憶にないほど。)
気温差で生じる湿度のみで生育しています。

贈り物として

 今回の制作したものはこちらです

 この容器、いいですよ。瓶など口のあるものは入口が狭いため制作する時に細かな作業が難しくなります。この形は自由な制作ができ、最後に蓋をするようになっているのでとっても作りやすいです!最近はテラリウムキットなどが流通していますが、ご自分で制作する際は、口が広い容器を選ぶのもポイントです!また、この容器のようにコップなどを逆さに被せる様にするのもいいですね!

 今回、土台には炭を敷いています。使用した植物はヤマゴケ・タチゴケ・コツボゴケ・姫セキショウ。
最近、枯山水の作庭依頼もあったことで石組みを見立ててみました。 しか~し!代表からダメ出しが・・・

そうなんです。石組って非常に難しいんです。
自然石は同じ形のものがなく、一つ一つ表情があり、物語があるのです。

京都で圧倒される石庭の数々。石一つ一つと会話し石組を組む。これもまた物語。庭師の腕にかかった技量とセンスで演出されているのです。

代表の手直しを入れ納品。依頼いただいたのが、数日前でしたので養生することなくお渡しする形となってしまいました( ;∀;) 持ち運びは慎重に! と言伝してお渡ししました。

Kさん・Iさん 本当にお世話になりました。心から応援して下さったお二人の気持ちに恩返しができるよう、これからも作庭に磨きをかけていきます。私どももお二人の活躍を心より応援しております。ありがとうございました。

最後は個人的な締めですみません。最後までお読みいただきありがとうございました。mami