群馬県館林 A邸 ~広々した芝庭~

館林での作庭完成

こんにちわ。mamiです。

進捗状況をお知らせします! と言いつつ、完成報告になってしまいました。すみませんm(__)m
長い梅雨明けの前に完成お引渡しとなりました。

 今回のお庭は芝面積およそ230平米. 前庭から主庭にかけて全面がつながる芝庭になっています。施主様が水やりの心配されていましたが芝張り後2週間ほどは梅雨の中だったので、お引き渡し後3週間ほど経つ今(上写真)は根が張り青々としています。施主様にも芝にも恵みの雨でした^^

起伏のある芝でリズムを奏でる庭

 写真から伝わるでしょうか? 芝には緩やかな起伏がついております。代表はこの起伏にリズムというデザイン的要素をもって施工しております。芝の起伏に限らず、代表は庭にリズムを生出す作庭を意識しています。
 芝の起伏というリズムにはデザイン的要素だけでなく機能的要素も含まれております。それは芝庭のトラブルの一つである水はけ問題の解消です。平坦な芝庭の整地は難しく、目土という作業でメンテナンスが必要になってきます。A邸の芝は起伏をつけながら水脈(前回ブログにて紹介)へ水が流れるよう考えた芝庭になっております。

創作ベンチ

初めて現場に写真撮りに行った際、目に飛び込んできたのがこのベンチ。座り心地のよさそうな変わったベンチだな~と思いました。なんでも、現場で創作されたベンチだとか・・・ 深岩石がいいアクセントになっています。

版築花壇

施工中

施工後

 花壇周りの庭の芝も起伏があり、周囲の砂利へ排水されるようになっています。右写真の左下に深い縦穴を設置しており、集水機能を持った景色になってます。 この花壇は、植物が好きな奥様が楽しめる花壇で、ベンチにもなる高さになっています。版築の花壇施工には施主様ご家族様にも参加していただき、幾重もの層をみんなで叩き均していきました。

前庭 ~ もてなしの庭 ~

施工前

施工後

 今回も㈲アインズ様にポストを制作していただきました。ポストは表札も兼ねています。㈲アインズ代表 松岡氏のギャラリーで見たポスト兼表札のフォルムに目を奪われ、同じタイプのものを注文製作していただきました。ポスト・表札が敷地内にあることで、敷地内に歩みを進めてもらい、どなたにも庭という媒体でおもてなしを表現しています。

みかも石の石積み花壇整備

              (ポストの表札はモザイクをかけています。実際は苗字が浮き出ています。)

 この石積み手前はやはり水の排水を兼ねた枯れの景色を作庭しております。 デザインは機能です!

最後に

我が家も総出で版築打設に参加!

 この度の作庭にご理解ご協力をいただきました施主様・森尻ブロック様には心より感謝申し上げます。施工中にいただいた庭へのご興味・喜びの声は私ども作り手の励みです。たくさんのお言葉をありがとうございました。施主様に最後にいただいた『満足です!』との言葉を胸にこれから出会う施主様の笑顔のために、今後も全力で作庭に臨んで参ります。ありがとうございました。